2016年11月18日

薄板市況2000-3000円上伸

 国内薄板市況は今週までに前月比でトン当たり2000―3000円上伸した。原料炭の急騰を受け、高炉メーカーが値上げを推し進める中、流通業者による価格転嫁が浸透し始めた。市況上昇は2014年1月以来2年10か月ぶり。週明けには東京製鉄の価格発表を控えているが、今回は鉄スクラップ高に反応し、値上げとなる公算が大きい。薄板市況は来月にかけて、一段高となる見通しだ。

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