2016年11月7日

新日鉄住金、溶銑予備処理MURC法を鹿島製鉄所に導入

新日鉄住金・MURC法を導入している大分製鉄所の転炉
 新日鉄住金は、鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)に溶銑予備処理技術である「MURC法」を導入することを決めた。2017年度内で第2製鋼工場の転炉に中間排滓時のスラグ排出能力アップや、脱リン等の効率を高めるための酸素吹き込み能力拡大などの投資を行う。鹿島製鉄所へのMURC法導入で、新日鉄住金は溶銑を利用する7製鉄所すべての製鋼工場で溶銑予備処理を行うことができる体制が整い、現行中期経営計画(15―17年度)で掲げる「全量の溶銑予備処理適用」を達成することになる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社