2016年10月26日

関西小棒懇・高島代表幹事、下期「過剰な期待禁物」

 関西地区小棒懇談会が25日大阪市内で行われ、終了後の記者会見で高島秀一郎代表幹事(共英製鋼会長)は、「今年3―5月に大量の明細が出た後遺症に苦しんでいる。昨年下期の製品の下げが今年の価格の発射台を低くしたたためで、メーカーは反省すべき」と指摘するとともに、下期へ向けて「過剰な期待は禁物。再生産可能な価格水準を再構築するためにしっかりと『蛇口』を閉めてほしい」と述べた。さらに北米のアンチダンピングなどで「製品輸出は絶望的」との見解を示したほか、国内市場についてはRC造の長期低迷、高強度化による鉄筋使用原単位の減少などにも触れ、「メーカー各社は心して需要に見合った生産をしてもらいたい」とした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社