2016年10月12日

普電工・明賀会長、内外で懸念材料

 普通鋼電炉工業会の明賀孝仁会長(合同製鉄社長)は11日、定例の記者会見を開き、「8月の建築着工床面積は比較的高い水準であるものの、構造別で見ると鉄骨造の伸びが大きく、鉄筋コンクリート造は低位。居住用では首都圏を中心にマンション建設に陰りが見られ、鉄筋コンクリート造は7月から大きく落ち込み、8月の住宅着工では鉄骨造が鉄筋コンクリート造を超えており、ショックを受けている。統計を見る限り、そろそろ回復しても良い頃だが、上り調子の山の動きが実際の鉄筋出荷に表れていない」と分析した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社