2016年8月30日
ガルバテックス、来月で行徳工場休止 構造物向けの亜鉛めっき事業から撤退
JFEスチール子会社で溶融亜鉛めっき加工を行うガルバテックス(本社=千葉県市川市、松田明社長)は、9月で行徳工場(市川市)のめっき設備を休止し、構造物向けの亜鉛めっき事業から撤退することを決めた。建物や設備の老朽化が進んでおり、将来に発生する修繕・更新費用を考慮すると、中長期かつ安定的に事業を継続することは難しいと判断した。来春には本社に隣接する高谷工場も休止する予定。既存両工場の休止に伴い、今後はJFEスチールが東日本製鉄所京浜地区(川崎市)に建設する鋼管純亜鉛めっき設備の操業業務に事業を転換し、本社も同地区内に移転する。
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