2016年8月10日

高炉4社粗鋼 16年度8265万トンに回復へ

 新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所、日新製鋼の高炉4社の2016年度の粗鋼生産量(単独ベース)は前年度比2・3%、185万トン増の8265万トンに回復する見通しだ。15年度は国内の鋼材需要回復が遅れ、在庫適正化による生産調整も長引いたため約5%、400万トン減の8080万トンにとどまった。16年度第1四半期は内需低迷のため2030万トンにとどまったが、第2四半期は内需の戻りと在庫調整の進展によって2116万トンに回復する見通し。下期は実質的に上期ほぼ横ばいの見通しだが、国内では自動車など製造業、五輪関連など建設の需要回復が期待されており上振れる可能性はある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
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