2016年8月8日
東海カーボン、黒鉛電極の業界再編 年内にも方向性示す
東海カーボンの長坂一社長は5日の決算説明会で、中期経営計画「T―2018」の進ちょくについて、「中計としては本年が初年度のフェーズ1だが、私がかじ取りしてから1年半で5合目、目標の半分。達成にはもう1年半かかる」とし、コーポレート部門強化や人材の活性化、技術復権など意識改革、各事業での施策を示した。
ファインカーボン事業については、「30%のレイオフを年内に完遂し、扱う素材を3つ(等方性黒鉛、押出成形黒鉛、電気用ブラシ)に集約していく」とし、同業他社とのアライアンスは、年内から来年上期まで方向性を示す意向とした。
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