2016年8月2日

薄板3品在庫、適正圏目前の402万トン 6月末 通例上回る大幅減

 6月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比3・8%、15万7000トン減の402万2000トンとなった。例年、5月末から6月末にかけては7万トン程度減少しているが、通例パターンを上回る大幅減で、適正目安とされている400万トン目前に迫った。下期に向けて自動車、建材などで国内の需要回復が見込まれているが、懸念材料だった海外市況が小康状態を保っているため、高炉の輸出成約はホットコイルで月間100万トンを超える高水準を維持しており、国内需要の回復ペースによっては需給タイト化の様相が強まる可能性もでてきた。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社