2016年7月26日

進藤・鉄連会長、為替・輸入動向など注視 通商摩擦 慎重に対処

 日本鉄鋼連盟の進藤孝生会長(新日鉄住金社長)は25日、東京・茅場町の鉄鋼会館で月例会見を開き、引き続き下期に向けて緩やかな需要の回復を期待する見方を示した。個人消費、設備投資の回復に加えて東京五輪関連工事が動き出すほか、政府が検討中の補正予算にも期待を示した。中国の生産などの影響を受ける海外の市況、一時急激な円高が進んだ為替の動向がリスク要因と指摘し、注視する考えを示した。







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