2016年7月19日

東京製鉄、2カ月連続据え置き

 東京製鉄は19日、2016年8月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で据え置くと発表した。今秋に向けて徐々に需要回復の期待感が高まっているが、足元の市場は販価改定への力強さに欠けており、2カ月連続で全品種据え置いた。今村清志・常務取締役営業本部長は、「条鋼は市中在庫水準が低く、加工業者の仕事量も総じて高いレベルが継続すると予想され、下期に向けて市況の好転が期待できる。一方、鋼板は海外市況好転に伴う輸出増加と、国内メーカーの値上げもあり、需給改善が想定されるものの、足元の荷動きは緩慢で在庫水準も高く、市況の好転には時間を要する」とコメントした。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社