2016年7月5日

鉄スクラップ、関東 再び軟化気配 輸出安映し浜値後退

 関東地区の鉄スクラップ市況は再び軟化気配となっている。湾岸の浜値(H2)も週末にFASトン1万8000円前後まで後退。相場の下支え要因だった高値約残の消化に伴い、シッパー筋による集荷も低調に戻しつつある。湾岸メーカーには高値を修正する動きも指摘されるほか、電炉メーカーの夏季減産による需要減も見込まれる。

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