2016年6月24日

全国厚板シヤリング工業組合・石原理事長「徐々に需要増加へ」

 全国厚板シヤリング工業組合の石原慶明理事長(JFE鋼材社長)は22日、経済産業省ヒアリングの後、会見し、2016年度第1四半期(4―6月)の切板切断加工量が月平均で15万トンレベルに回復してきた点を指して「15年度第4四半期、16年度第1四半期を底に第2四半期以降、徐々に厚板需要は増加してくる」との見通しを示した。ただ本格回復は本年度後半以降とし「足元の状況は明るくない」と事業環境の厳格化を強調。中国、韓国からの輸入材についても中国からの厚板、合金鋼の輸入量が増加、価格がトン当たり3万円台にまで下落していることに警戒感を強める。韓国からの厚板も価格が下がっており、市場への影響を注視する方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社