2016年6月14日

普電工 明賀会長 小棒需要、夏以降回復へ

 普通鋼電炉工業会の明賀孝仁会長(合同製鉄社長)は13日、定例の記者会見を開き、「4月の小形棒鋼は出荷が前月比で約2万トン減少し、生産は約3万トン増加しており、在庫率は85%と若干悪化している。着工ベースの伸びが実需に反映されるのは半年先であることを踏まえると、小棒需要は4―6月が底で、夏以降で需要が回復すると予測している」と分析。その上で、「急激に変化する鉄スクラップ価格動向、国際半製品市況の上昇、原油価格上昇に伴うエネルギーコスト負担増など事業環境を取り巻く要素の不透明感は拭えず、需要に見合った生産を継続することが重要だ」と指摘した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社