2016年6月7日

神戸製鋼、店売り厚板5000円値上げ 6月契約から 建築鉄骨向けも

 神戸製鋼所は7日、2016年6月契約分から国内店売り向け厚板を対象に、トン当たり5000円値上げすると発表した。建築鉄骨向けも同様に引き上げる。需要家や流通各社に対して申し入れを開始、需給を見ながら、さらなる値上げも視野に入れる。収益改善の観点からヒモ付き価格についても値上げの検討を始めた。鉄鉱石など原料価格が上昇しており、これらのコストアップ分を価格転嫁するため、値上げに踏み切る。今春、アジア市況は回復基調に転じたほか、国内需要も本年度後半へ向けて需給は改善する方向にあると判断。厚板の収益低下を踏まえ、値上げにより再生産可能なレベルまで早期改善を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社