2016年5月16日

東京製鉄、6月契約異形棒のみ3000円上げ

 東京製鉄は16日、2016年6月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、異形棒鋼のみトン3000円値上げすると発表した。H形鋼やホットコイルなど、その他の主要品種は据え置いた。異形棒鋼は3カ月連続の値上げになり、累計上げ幅は1万2000円。今村清志・常務取締役営業本部長は、「海外の建材、鋼板ともに市況の上昇トレンドに変化はないものの、5月契約の全品種値上げ状況を踏まえ、市場に浸透した異形棒鋼のみ3000円値上げすることを決めた。その他品種に関してはもう少し時間を要するとみており、据え置いて浸透状況を見極めたい」とコメントした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社