2016年5月12日

鉄スクラップ関東輸出価格、2万7000円も応札低調

鉄スクラップ輸出平均落札価格
 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)は11日に鉄スクラップ輸出入札(5月契約)を実施し、1社がFASトン2万7000円で5000トンを落札した。次点が2万5000円台にとどまり価格差があることなどを考慮して落札は1件とした。落札が1社となるのは昨年2月(落札価格FASトン2万3000円、5000トン)以来。前回(4月12日実施)の平均落札価格より3897円高だが、2番札以降の応札価格帯は足元の浜値相当か、やや下回る水準とみられ、鉄スクラップ市況上昇をけん引した輸出市況にも先行き慎重な見方が出ている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社