2016年4月18日
浦安景況調査 3月、収益「悪化」再び上昇 先行き期待の声も
浦安鉄鋼団地協同組合がまとめた3月の景況実感調査(対象=148社、回答率93・9%)によると、前の月に比べ、収益状況(粗利)が悪化した企業は42・8%となり、前月比17・3ポイント上昇した。前月は4カ月ぶりに「横ばい」が最も多かったが、再び「悪化」が上回る形となった。売上数量の伸び悩みに加え、薄板などの市況軟化が響いた。ただ、先行きについては「中国市況やスクラップ価格の上昇が緩やかではあるが、市況に好影響を与えるのではないか」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)と期待する声も久しぶりに聞かれた。
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