2016年4月6日

佐伯・鉄産懇会長 在庫調整肝要好材料出始め

 鉄鋼産業懇談会の佐伯康光会長(新日鉄住金副社長)は5日、経済産業省まとめによる2016年度第1四半期需要見通しについて「季節的要因もあって非常に低いレベルにとどまった」との認識を示した上で、「海外鋼材市況が好転し、鋼材市況を下押していた原料価格も上昇している。第2四半期は建築・土木、自動車、産業機械など多くの分野で国内需要が増えると聞いている」と指摘。「足元は厳しいが、良い材料も出始めている。節目となる重要な時期を迎えており、在庫調整をやり切ることが肝要」と強調した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社