2016年4月5日

神戸製鋼所、新中計策定 ROA5%超へ

川﨑 博也・会長兼社長
 神戸製鋼所は5日、2016-20年度グループ中期経営計画を策定し、素材系・機械系・電力事業の3本柱による成長戦略を一層深化させ、盤石な事業体を確立させる新たな「KOBELCO・VISION“G”+(ジープラス)」への取り組みを推進すると発表した。輸送機の軽量化やエネルギー・インフラなど成長分野に経営資源を集中し、独自の付加価値をさらに高め、競争優位性を発揮していくことで事業の拡大・発展を目指す。最終20年度の経営目標を総資産経常利益率(ROA)5%以上(15年度見通し1・1%)、負債資本倍率(DER)1倍以下(同1・0倍)と設定。電力の新プロジェクト本格稼働後の23年度をめどに素材4―5割、機械3―4割、電力2―3割の利益構成による安定収益基盤を構築する。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社