2016年3月28日

流通3団体 経産省ヒア 需要、回復の途上 

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は25日、経済産業省ヒアリングを行った。2016年4―6月期の需要見通しについて需要回復の途上とし、基調は前期比横ばい、微増とした。自動車は16年度第1四半期の生産はトヨタの操業停止と完成車輸出に注視する必要があるとする一方、建設機械、産業機械は低調と予測。建設は鋼製セグメント工事の始動があるものの、公共工事が端境期にあるほか工期遅れは続き、杭打ちデータ偽装問題で新設着工戸数の減少を懸念する。市況はスクラップ価格が底を打ち、中国市場での市況反転があるが、前期の停滞感を引き摺り、気重い動きが続くと見ている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社