2016年3月17日

高炉大手、賃金改善2年で月2500円

 春闘の集中回答日の16日、高炉大手は16年、17年度合計で月額2500円の賃金改善を回答した。労働組合が求めた16年度、17年度それぞれ4000円の賃金改善には及ばないが、2年サイクルの前回、2年前の春闘に比べて2年で500円上積みした。世界的な過剰能力にあって鉄鋼業の事業環境は厳しいなか、固定的なコスト増には慎重にならざるを得ないとしながら、コスト削減などへの従業員の協力に報い、今後も競争力強化策に努力を促すために最大限の線として賃金改善に応じる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社