2016年3月17日

新日鉄住金釜石、ハイエンド製品比率高まる

釜石製鉄所全景
 新日鉄住金釜石製鉄所(妙中隆之所長)は近年、ハイエンド製品の比率が高まっており、収益性の向上に寄与している。直近ではスチールコード用線材、ソーワイヤ用線材の輸出向けの旺盛な引き合いが生産を下支えし、冷間圧造用(CH)鋼線用線材の生産も着実に伸びている。中長期的には、ばね用線材や軸受鋼線材など、より高品位製品の製造も視野に入れる。業界トップの基本品質の実現に向け、鋼片(ビレット)精整工程も強化する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社