2016年3月15日

野村・普電工会長、国内鉄筋小棒 15年度 出荷は6.8%減

 普通鋼電炉工業会の野村寛会長(JFE条鋼社長)は14日、定例の記者会見を開き、「2016年1月の小形棒鋼は生産が17カ月連続、出荷は7カ月連続、国内出荷が19カ月連続でそれぞれ前年同月比マイナスを示しており、15年度における鉄筋用小形棒鋼の国内向け出荷数量は前年度比6・8%減の765万トン程度に落ち込むのではないか」との見通しを明らかにするとともに、「メーカー・問屋在庫は同0・8%減と8カ月連続で減少しているものの、在庫率は98・3%と高水準で注意が必要だ」との認識を示した。

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