2016年3月9日
大同特殊鋼、新型STC炉発売 省エネ性能 大幅に向上
大同特殊鋼(嶋尾正社長)はグローバル・リーディング商品であるSTC炉の販売累計300基の達成を機に、今月から新機能を搭載しモデルチェンジした「プレミアムSTC」の販売を開始する、と9日発表した。同製品は3Dプリンタ技術を駆使した新型省エネ燃焼システム「DINCS」を初採用し、燃料原単位の改善、およびCO²排出量の大幅削減による環境負荷の軽減、炉内温度分布のさらなる均一化を実現することで、熱処理品の品質向上が図れる。今後、プレミアムSTCについては従来のSTC炉を超す販売台数を目指していく方針。
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