2016年2月24日

神戸製鋼・中国 懸架ばね材拠点に高周波誘導加熱装置を導入 高強度ニーズに対応 

 神戸製鋼所は24日、中国江蘇省の特殊鋼線材二次加工拠点、江陰法爾勝杉田弾簧製線(JYSF)に高周波誘導加熱を行う熱処理設備を導入すると発表した。JYSFは自動車向け冷間懸架ばね用オイルテンパー(OT)線の製造、販売を行っており、中国で今後の拡大が見込まれる高強度材のニーズに対応するため、急速焼き入れ・焼き戻しが可能な設備を取り入れる。伸線機の増設なども含めた総投資額は約5億7000万円。生産能力は従来比約65%引き上がる。今年10月の量産開始を目指し、4月から設備の設置を始める。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社