2016年2月17日

普通鋼受注、2年連続減6850万トン

 日本鉄鋼連盟が16日発表した用途別受注統計によると、2015年の普通鋼鋼材受注は前年比2・9%減の6849万9000トンで2年連続減となった。内訳は内需が6・2%減の4251万トンで2年連続減、輸出は2・8%増の2598万9000トンで3年ぶり増。内需のうち建設が7・1%減の1109万5000トンで2年連続減、製造業は5・1%減の1872万5000トンで3年ぶりに減少した。消費税増税や環境規制の駆け込み需要の反動減が続き、原料・スクラップ安や鋼材需給の緩和を背景とした先安観による買い控えなどもあって秋需は期待外れとなり、年内に受注は回復しなかった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社