2016年2月4日
茨城スチールセンター、生産性向上へ設備投資 ホバー式材料供給装置新設
伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(ISC、本社=茨城県那珂市、村田寛和社長)は老朽化対策としてNCガス切断機を更新したほか、シャーリングに厚板母材を搬入する19ミリシャーリング機用ホバー式材料供給装置を新設した。生産性向上が狙いでガス棟・成形工程では10トンクレーンも増設。ホバー式材料供給装置では母材搬入が従来のクレーンで吊り上げる方式で約2時間を要していたが、3分で行え、搬入作業中に停止していたシャーを常時稼働できる。自動車部品向けで加工製品が伸展、ブランキングプレスなどフル稼働を続けており、今投資を活かし効率性を高める。
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