2016年2月4日

茨城スチールセンター、生産性向上へ設備投資 ホバー式材料供給装置新設

 伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(ISC、本社=茨城県那珂市、村田寛和社長)は老朽化対策としてNCガス切断機を更新したほか、シャーリングに厚板母材を搬入する19ミリシャーリング機用ホバー式材料供給装置を新設した。生産性向上が狙いでガス棟・成形工程では10トンクレーンも増設。ホバー式材料供給装置では母材搬入が従来のクレーンで吊り上げる方式で約2時間を要していたが、3分で行え、搬入作業中に停止していたシャーを常時稼働できる。自動車部品向けで加工製品が伸展、ブランキングプレスなどフル稼働を続けており、今投資を活かし効率性を高める。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社