2016年1月21日
石川・鉄流懇会長、市況は下げ止まり 実需見合いで生産
鉄鋼流通問題懇談会は20日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で定例会合を開催した。石川逸弥会長(JFEスチール専務執行役員)は鋼材需給について「市況は秋口まで下がったが、足元では下げ止まり感が出ている。在庫もタイト感はないが、徐々に適正ゾーンに入ってきている」と市場環境が改善してきていると分析。その上で「流通への側面支援として、適正在庫を念頭とした生産に注力していく」と実需見合いの対応を進める考えを強調した。
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