2016年1月12日
鉄スクラップ市況、関東2カ月ぶり小反落 電炉の生産環境改善せず
関東地区の鉄スクラップ市況は昨年11月以来約2カ月ぶりに小幅反落した。年明けから地区電炉メーカーの一部で高値修正の動きが出始め、8日から東京製鉄が宇都宮工場を含む全工場の購入価格をトン500円引き下げた。様子見していた他メーカーでも8日時点で8工場が同日から、1工場が9日から500円の買値引き下げを実施する。8日時点で地区電炉メーカーの鉄スクラップ炉前購入価格(H2)はトン1万4500―1万5500円前後となった。
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