2016年1月7日

東洋鋼鈑、TOB開始 富士テクニカ宮津子会社化

 ブリキなどの表面処理鋼板メーカー・東洋鋼鈑(隅田博彦社長)は6日、自動車車体用プレス金型メーカー国内2位の富士テクニカ宮津(静岡県駿東郡、和久田俊一社長)に対する公開買い付け(TOB)をきょう7日から開始すると発表した。中国の競争法に基づく手続きが終了したことを受け行うもの。第1回目は来月4日までの買付期間を設定しているが、富士テクニカ宮津および同社株式82・13%を保有する筆頭株主のフェニックス・キャピタル・パートナーズ・ナイン投資事業有限責任組合(PCP9)は昨年10月に公開買い付けへの賛同を表明しており、期間内に第1回目の公開買い付けはPCP9との間で普通株式1株当たり626円で売買契約を締結する見通し。続いて来月24日から4月6日までの期間で、PCP9を除く一般株主を対象に1株当たり930円で第2回の公開買い付けを行う予定。2回の公開買い付けで100%子会社化を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社