2016年1月6日
鉄鋼連盟 賀詞交換会「底力問われる年」 モノづくり基盤強化を
日本鉄鋼連盟は5日、ホテルニューオータニで新年賀詞交換会を開催し、約1700人(前年1700人)が参集して、新たな門出を盛大に祝った。あいさつに立った柿木厚司会長(JFEスチール社長)は、「鉄鋼貿易の秩序ある発展」「温室効果ガスの削減に向けた取り組み」「安全水準のさらなる向上」「国土強靭化に資する社会インフラ更新への貢献」「企業の中長期的な成長基盤の強化」の5つの課題認識と取り組みを示したうえで、「世界の需給ギャップは未経験の領域に突入しており、日本の鉄鋼業界の底力が問われる1年となる」と強調。「自らの足元をいま一度見つめ直し、来るべき飛躍の時に向けて、モノづくり産業としての基盤を強化していくことが大切である」と語った。
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