2015年11月27日

鉄スクラップ、中部地区で底入れ機運

 中部地区鉄スクラップ市況は東京製鉄田原工場による約5カ月半ぶりの購入価格引き上げを背景に底入れ感が強まっている。ただ需給にタイト感は乏しく、電炉他社では入荷制限を継続しているメーカーもあり、同日追随したメーカーは三河地区のトピー工業豊橋製造所1社。輸出マーケットでは一部韓国向け新規商談価格の反発も見られるが、一過性の可能性も高く湾岸集荷価格は下値を切り上げるにとどまっており、相場は強弱入り混じりながらの潮目入りとなっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社