2015年10月21日

鈴秀工業 新中計、ROS5%維持

 鈴秀工業(本社=名古屋市緑区、鈴木清詞社長)は今月から、第9次中期3カ年計画(2015年10月―18年9月)をスタートさせた。前中期計画では機能別組織に再編し、競争力強化を実現させたことから、現中期計画では「気づける力 動ける力 成し遂げる力」をスローガンに掲げ、個の能力を強化し、2026年に迎える100年企業の形を整備していく。数値的な目標は掲げていないが、利益面では前期(15年9月期)並みのROS(売上高経常利益率)5%程度を継続させたい考え。設備投資は3カ年で総額21億円を予定しており、国内では本社工場に熱処理炉1基を増設、今月末から稼働させ、海外では中国の鈴秀(呉江)精密が近く、工場建屋の増築工事を開始する。

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