2015年10月19日

東京製鉄、11契、全品種据え置き マーケットに底値感台頭

 東京製鉄は19日、2015年11月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で据え置くと発表した。10月契約分ではトン5000―1万3000円の大幅値下げに踏み切ったが、「薄板類を中心に海外マーケットは弱いものの、国内は建材製品を中心に10月から荷動きが好転しつつあり、遅れていた建築物件が年末に向けて動き出し、需給タイト化が見込まれる。前月発表の建値修正でマーケットが落ち着きつつあり、底値感が出始めている」(今村清志・常務取締役営業本部長)とし、国内を中心にマーケットに大きな変化が見られないことから、11月契約では全品種で販価を据え置くもの。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社