2015年10月15日

日本精線の耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線、水素ステーションに初採用

 日本精線が開発した、高圧水素環境下で使用できる耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線「HYBREM(ハイブレム)」が、水素ステーション向け部材として初めて採用された。SUS304と同等の強度を持ちつつ、高圧水素中における靱性やばね特性の低下が軽微のため、過酷なばね特性が要求される耐水素環境材として、6年ほど前から需要開拓を進めていたもので、本年に入って水素ステーション向けの具体的な引き合い案件が増加し、サンプル提供等の対応を強化。今後の水素利用の増加に合わせて、年間50―60トンの販売規模を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社