2015年9月29日

三菱商事 金属資源、持分倍増戦略を継続

 三菱商事の金属資源本部は原料炭と銅を軸に2020年以降の持分生産量倍増に向けた中長期の資源戦略を進める。鉄鋼原料など資源価格は底割れ状態にあり、生産調整の動きもあるが、競争力の高い既存資産の増産路線を継続する。生産性改善など収益を高めるコスト低減努力継続を通じ競争力を維持改善しながら、新興国を中心とした将来の需要増を見越して追加供給力を着実に確保する。新規の資源投資も視野にポートフォリオを優良化し、実需への安定供給を最優先することで、安定的な成長を描く。

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