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2024.12.20
2015年8月28日
新日鉄住金と日鉄住金防蝕は28日、沖縄県の3漁港で鋼矢板・鋼管矢板を保護するチタンカバー・ペトロラタム被覆(TP)工法が初めて大規模採用されたと発表した。チタンが11トン使われ、施工面積は2521平方メートルに上る。鋼矢板・鋼管矢板では最大物件。港湾設備を50年以上海水から守り、長寿命化に寄与する。初期費用は従来のFRP(繊維強化プラスチック)より約2割アップするが、50年の期間で見たLCC(ライフサイクルコスト)は半減する。現在、年間で約2万平方メートルあるといわれる海岸周辺の市場規模に対し、TP工法は10%程度。3年後をめどに20%超を目指す。
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