2015年8月28日

新日鉄住金、鋼矢板と鋼管矢板TP工法大規模採用

チタンTP工法沖縄港湾に採用
 新日鉄住金と日鉄住金防蝕は28日、沖縄県の3漁港で鋼矢板・鋼管矢板を保護するチタンカバー・ペトロラタム被覆(TP)工法が初めて大規模採用されたと発表した。チタンが11トン使われ、施工面積は2521平方メートルに上る。鋼矢板・鋼管矢板では最大物件。港湾設備を50年以上海水から守り、長寿命化に寄与する。初期費用は従来のFRP(繊維強化プラスチック)より約2割アップするが、50年の期間で見たLCC(ライフサイクルコスト)は半減する。現在、年間で約2万平方メートルあるといわれる海岸周辺の市場規模に対し、TP工法は10%程度。3年後をめどに20%超を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社