2015年8月27日

海事協会、アレスト設計 共同研究進める 極厚鋼板 評価手法を明確化

 日本海事協会は超大型コンテナ船の構造信頼性向上へ向け、アレスト設計の共同研究を加速する。国際船級協会連合(IACS)が大型コンテナ船の脆性亀裂に対するアレスト設計の統一規則を制定し、アレスト鋼板の板厚80ミリまでは要求性能を規定したが、80ミリ超の極厚鋼板は規定されておらず、各船級協会の判断に委ねられている。このため2万TEUクラスの超大型コンテナ船建造も勘案、要求アレスト性能を明確化。合わせてアレスト鋼板のアレスト性能の評価手法についても明確にし、統一的な評価方法の確立を目指す。同プロジェクトには日本溶接協会や大学、鉄鋼、造船メーカーなどが参画、2016年中ごろをメドに完了する計画だ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社