2015年8月26日

高炉4社 金融市場混乱、下期回復の足かせに

 中国経済の減速懸念による世界金融市場の混乱が広がり、鉄鋼業界においても先行きの不安材料が増えている。鉄鋼業界を代表する新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所、日新製鋼の高炉メーカー4社は、いずれも国内需要の戻りによる生産回復を前提とした下期の増益を計画するが、鋼材在庫の適正化に手間取っており、金融市場混乱が長期化して需要回復が遅れるようなことなると下期の収益・生産計画で難しいかじ取りを迫られる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社