2015年8月24日
コベルコ建機(藤岡純社長)は2016年度から5カ年の次期中期経営計画を視野にグローバル展開を加速す。来年4月のコベルコクレーンとの統合も見据えて体制を強化。五日市工場(広島県)を重機ショベル、大垣工場(岐阜県)をミニショベル、沼田工場(広島県)を部品のマザー工場とし、沼田を中核に中国・杭州工場からも部品を供給、工場稼働率の変動を補う。世界トップシェアの解体機はボトルネックのアタッチメント部品の調達をマルチソースとし製造を拡大。ICT(情報通信技術)では顧客の独自性を引き出す機器、機能までを提供する。次期中計で重機ショベル、ミニショベル合わせグローバルシェア10%を目指す。
