2015年8月20日

今治造船、技術力強化を加速 強度・軽量化など深掘り

 今治造船(檜垣幸人社長)は2015年3月の1万4000TEU型大型コンテナ船の竣工、7000台積み幅広自動車運搬船(PCC)の竣工を受けて技術力強化を加速する。1万4000TEU大型コンテナ船など連続5隻の建造を起点に、2万TEUのメガコンテナ船の連続建造を見据え、建造技術も含め技術力を高める。PCCではターボチャージャー発電機や空気潤滑装置などの省エネ装置を活用。さらに環境対策としてバラ積み貨物船のエンジンにSOX(硫黄酸化物)スクラバーを搭載し、実践での評価を開始する。大学との寄付講座として研究開発、人材育成も積極化、船体構造の強度・軽量化、製造の効率化とコスト低減、性能解析など技術向上を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社