2015年8月12日

1-6月普通鋼鋼材輸入19%減

 2015年の上半期(1―6月)の普通鋼鋼材の輸入は、211万4219トンと前年同期比19%減と大幅な減少となった。為替が1ドル=120―125円の円安で推移したことに加え、消費税の増税の反動で、景気が頭打ち状態となったこと。さらに、日本の鋼材在庫が薄板を中心に調整が遅れたことで、輸入業者などが新規購入を手控えたことなどが影響したとみられる。品種別では前年同期比の減少率が大きかった品種は形鋼、線材、厚板など。仕入れ先別の輸入状況はトップの韓国が142万9164トンと同18・5%減、2位の台湾が47万8957トンと同6・1%減、3位の中国が18万3027トンと同41・9%減。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社