2015年8月7日

新日鉄住金ステンレス、極厚大単重ステンレス厚板を製品化

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は6日、新日鉄住金八幡製鉄所の連続鋳造(CC)スラブを使用した極厚大単重ステンレス厚板製品をプロパー化し、北米向けLNGプロジェクトの液化装置向け素材として初めて受注したと発表した。従来の鋳型(インゴット)鋳造スラブからCCスラブを使用することで製品単重上限が9トンから15トンに約7割アップ。納期は従来の6カ月程度から半分以下に大幅短縮でき、コスト・納期の両面で需要家サービスが向上する。製造可能鋼種および範囲はSUS304・304L、板厚は100ミリまで対応し、今後拡大を検討する。月間受注は数百トンを目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社