2015年8月4日

日中の鉄鋼小対話 中国のAD調査過程に懸念表明

 経済産業省は30日、中国の商務部と日中の鉄鋼小対話を北京で開き、方向性電磁鋼板のアンチダンピング(AD)調査に関連して意見交換した。日本側が7月6日の鉄鋼対話で話題に出さずにAD調査に踏み切った経緯などを質したのに対し、中国側は既に2012年に懸念表明していたなどと説明。日本側はAD調査にあたってAD協定に基づいた調査を求めたのに対して、中国側も法令順守すると応じた。互いに対話の意義や必要性については再確認し、AD調査は今後手続きに沿って対応する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社