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2024.10.30
2015年7月23日
財務省が23日発表した貿易統計によると、6月の全鉄鋼ベースの輸出量は前年同月比5・5%減の339万トンで、2カ月連続で減少した。中国を中心に海外市況の低迷が続いているうえ、各国で強まる保護貿易主義、為替変動の影響を受けたアジアの景気乱高下など不安定要因も多く、調整色が強まっている。
ただ、上半期(1―6月)としては前年同期比1・6%増の2091万7000トンで、2年ぶりの増加になった。市況不振などはあるものの、高炉が新設した海外下工程ラインが稼働率を高めていることで、原板のホットコイル輸出が堅調に推移したことなどが要因とされ、2000万トンを超える安定した数量が続いている。
ただ、上半期(1―6月)としては前年同期比1・6%増の2091万7000トンで、2年ぶりの増加になった。市況不振などはあるものの、高炉が新設した海外下工程ラインが稼働率を高めていることで、原板のホットコイル輸出が堅調に推移したことなどが要因とされ、2000万トンを超える安定した数量が続いている。
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