2015年6月23日

オーツカ鉄鋼販売、15年度販売過去最高へ

 伊藤忠丸紅鉄鋼100%子会社の厚板販売業大手、オーツカ鉄鋼販売(本社=東京都、嶋津邦夫社長)は2015年度に売上高230億円(前年度比13・3%増)、売上高総利益11億円(同6・8%増)、税引後利益1億6000万円(同3・9%増)を目指す。販売量も年間23万トン(同9・5%増)に拡大させ、いずれも過去最高とする。厚板では厳しい市場環境が本年度も継続するとし、敷板で福島や新潟をはじめ全国展開を図る。バージ船(艀)では同社では最大となる積載量600立方メートル船2隻など既に4隻の引き渡しが決定しており、年間では6隻程度を引き渡す計画だ。新規事業のスラグも気仙沼で年初に保管ヤードを1カ所増設、2拠点体制とし、14年度の扱い量8万立方メートルをさらに伸ばす。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社