2015年6月23日

柿木鉄連会長 電炉再編、競争力強化の選択肢

 日本鉄鋼連盟の柿木厚司会長(JFEスチール社長)は22日の定例会見で、経済産業省がまとめた「金属素材競争力強化プラン」の国内製造基盤強化戦略で、事業再編が不可避とされた普通鋼電炉業について、「土木・建築などの内需を供給力が上回る状況が続いているが、数少ない国内資源の鉄スクラップを原料に再生産するリサイクル産業で、資源循環型社会の構築に大きく貢献している」と強調。その上で「事業再編は合理化、設備投資などと並ぶ企業競争力強化の選択肢の一つ。高炉業界は需要産業が海外進出していく中で、生き残るために再編してきた。どのような選択肢を活用するかは、電炉メーカー個社の判断による」と述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社