2015年6月23日

流通3団体 経産省ヒア、7―9月需要横ばい

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は、22日までに経済産業省ヒアリングを行い、7―9月期の需要見通しを報告した。自動車生産は前期より若干増、家電も国内回帰を指摘しながらも、消費税増税後の需要回復の遅れもあり、先行きは不透明と予想。端境期で工事遅れもある土木・建築は先々に需要増が見込まれるが、末端流通までつながるには時間を要するとした。おおむね需要基調は前期比横ばいと見込んでいるものの、厚板シヤーが第1四半期を底とした第3四半期以降の増大予測に対し、条鋼類、薄板は慎重な見方だ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社