2015年6月17日

JFES、溶銑予備処理 新プロセス開発

 JFEスチールは17日、新しい溶銑予備処理プロセスを東日本製鉄所、西日本製鉄所の全製鋼工場に導入し、脱硫効率向上および環境負荷低減を実現したと発表した。溶銑予備処理の脱硫プロセスで投入する石灰量が、新しい脱硫剤投射法を開発したことで3割削減でき、また脱硫処理後のスラグを再利用する「スラグホットリサイクル法」を確立したことで2割削減することができ、コスト低減につながる。脱硫剤使用量を減らしながら、熱ロスを低減し、硫黄含有量の少ないハイテンなど機能性鋼材を高効率で生産することが可能になり、上工程競争力が一段と向上する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社