2015年6月4日

鉄スクラップ、大阪地区 昨年9月以来の反発

 大阪地区の鉄スクラップ市況が昨年9月以来、9カ月ぶりに反発した。国内市況は輸出環境の違いなどによる需給バランスに格差が生じ、「東高西低」相場が続いていたが、先週29日の関西テンダーの成約価格が地区電炉買値を大きく上回ったことにより、市中の先高期待が急速に強まるなど、大阪地区でも対ドルで円安に振れた影響が波及している。

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